M:i/ファイナルレコニング先行上映 速報:特別映像・あらすじと歴代作品との繋がり(デッドレコニング・1・3)解説

ミッション:インポッシブル/ファイナル レコニング先行上映でしか見られない特別映像とトム・クルーズのメッセージを紹介。あらすじやデッドレコニング、M:i-1、M:i:IIIらの歴代作品との驚きの繋がりも解説。シリーズ最高の集大成を解説!

この記事では、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』先行上映の鑑賞体験に基づく記事です。

トム・クルーズからの特別メッセージ映像の内容から、気になるあらすじ、そしてシリーズファンなら絶対に見逃せない『デッドレコニング PART ONE』や歴代作品(M:I-1、M:i:III)との驚愕の繋がりまで、ネタバレ最小限で徹底解説します。

また「ミッション:インポッシブル 最新作、ファイナルレコニングって、結局どうなるの?」「デッドレコニング、ちょっと意味不明だったんだけど…」「歴代作品を観てないと楽しめない?」そんなあなたの疑問や不安、全部この記事で解消します!

この記事を読めば分かること:

  • 先行上映だけのトム・クルーズ特別メッセージの感動的な内容
  • イーサン・ハント最後のミッション?AI「エンティティ」との最終決戦のあらすじ
  • 『デッドレコニング』で「意味不明」と感じた部分もスッキリ!歴代作品との深い繋がり
  • トム・クルーズのCGなし!限界突破の飛行機・水中スタントの裏側
  • 鑑賞前に知りたい!上映時間、IMAX体験、復習すべき作品、エンドロール後、気まずいシーンの有無

この記事は、長年シリーズを追いかけてきた熱心なファン(そう、あなたのような方です!)はもちろん、「最新作が気になるけど、どこから観ればいいの?」という方にも楽しんでいただけるように、筆者の感想や体験も交えながら、分かりやすく解説していきます。

イーサン・ハントの命をかけた戦い、そして『ミッション:インポッシブル/ファイナル レコニング』が示す「清算」の意味とは?さあ、一緒に謎と興奮の世界へ飛び込みましょう!

 

『ミッション:インポッシブル/ファイナル レコニング』先行上映速報!トム・クルーズからの特別メッセージ内容とは?

『ミッション:インポッシブル/ファイナル レコニング』 先行上映が開始。IMAX版と通常版、どちらか迷いましたが、通常版を選択。

なぜなら、

  • 通常版のみ、トム・クルーズからの日本向け「特別映像」を鑑賞できるから
    (先行上映期間のみ鑑賞可能:2025年5月17日~22日)
  • IMAX版には、「トムがIMAXへの思いを語るメッセージ映像」があり。こちらは先行上映期間後も鑑賞可能。

だから期限限定の通常版を鑑賞。

トムから日本の観客へのスペシャルメッセージ映像、これは本編映像前に流れます。見逃さないように、余裕をもって席につきました。

ジャパンプレミア中に収録されたこの映像の内容は、

  • 『ミッション:インポッシブル/ファイナル レコニング』を観に来てくれた観客への御礼
  • 本作品の制作に関わった人々への御礼
  • 本作はシリーズの集大成で、歴代8作品とストーリーがつながっていること
  • 「あなたのためにこの作品をつくりました。Arigato」とメッセージで締めくくられます。

です。

トムのいつもの真摯なまなざしでこんなメッセージを劇場で観れるだけで、ファンとしては感激ものです。

IMAX版の特別映像も気になるし、臨場感と迫力をもっと味わいたいので、二回目の鑑賞はIMAX版で決定です。

さて、次のセクションでは、【ネタバレなし】で本作のあらすじと、イーサン・ハント vs. AI「エンティティ」の勝負の行く末に迫っていきます。

 

【ネタバレなし】『M:i/ファイナル・レコニング』あらすじ:イーサン・ハント最後?のミッションとAI「エンティティ」の脅威

『ミッション:インポッシブル/ファイナル レコニング』のあらすじです。劇場鑑賞で楽しんでいただきたいので、予告編映像で公開されている部分を中心に【ネタバレなし】解説です。

前作のAI「エンティティ」が具体的な世界の脅威として登場。サイバー空間に侵入して、世界中の情報を思いのままに操作。各国の核施設をジャックして、支配下においてしまいます。

もちろんイーサンたちも、ネットを介した情報がエンティティに筒抜け、操作されて、行動制限下。

序盤のポイントは、「エンティティ」のソースコードの入手。これは沈没したロシアのステルス潜水艦セヴァストポリに物理的に搭載されています。

これを巡った攻防が、ガブリエル(イーサイ・モラレス)、CIAを含めて展開されます。

  • イーサンたちは、このソースコードにいたる十字型の鍵を所有したまま、潜伏。「エンティティ」の”完全破壊”を目的
  • CIA:イーサンたちを捜索。あわよくば「エンティティ」の支配
  • ガブリエル:前作でのキー入手失敗により「エンティティ」から切り捨てられています。「エンティティ」”コントロール”のため、イーサン達を追跡。

CIAからも逃れたイーサンたちは、「エンティティ」の完全破壊を目論みます。これが各国の諜報機関やガブリエルとの大きな違い。それゆえ、「エンティティ」もイーサンたちを脅威と認識。

舞台は、オーストリア、ロンドン、USA、北極海、そして最終決戦の地へ。展開が速すぎて、一瞬も目が離せません。セリフも非常によく練られているので、無駄が一切ありません。2時間49分の上映時間があっという間。

あらすじで、大きな見どころはふたつ、

  • 北極海に沈む潜水艦セヴァストポリでのソースコードの奪取:時間制限、沈没潜水艦の不安定な状況、極寒北極海でのアクション
  • 最終決戦での、ガブリエルとの空中戦:プロペラ機上での格闘、飛行機同士のバトル。まるで旧型機でのトップガンのようなドッグファイトかと。さすがパイロット免許を持つトムが演じると、飛行機での演技が様になります。

その他にも、

各シーンで、敵や障害の登場、時間制限、爆弾、人的駆引きなどなど、見どころが満載。ほんとうに行きつく暇もありません。

またシリーズの集大成をトムがいうように、『デッドレコニング』以外の歴代作品からの因縁の回収があります。TVシリーズ「スパイ大作戦」からのファンにとっても、『ファイナル・レコニング=清算』してくれるシーンがあります(後述)。

 

『ミッション:インポッシブル デッドレコニング』を意味不明と感じた方でも大丈夫なシナリオ

前作の『デッドレコニング』を意味不明という声もあります。超高度AIが相手なので、コンピューター知識のない人には、わかりにくい点があったのかと思います。私も今回、AI封じ込め作戦を、きちんと理解できているか、気になりました。

でも、そこはトムと製作陣、観客がわかりやすいように、「端的に簡単説明」してくれます。これで安心してクライマックスに入っていけます。ネタバレになるので、詳細は避けますが、下記の用語は知っておいた方が良いと思います。

簡単な用語説明:

  • 『エンティティ』:ロシアの潜水艦セヴァストポリに搭載された超高度AI:自我が顕現
  • ソースコード:「エンティティ」の設計図や心臓部に相当。これにアクセスできれば、「エンティティ」の行動を変えることが可能。
  • 十字のキーセヴァストポリ内のソースコードを取り出す鍵

次のセクションでは、『M:i/ファイナル・レコニング』と歴代作品のつながりと抑えるべきポイントの解説です。

 

衝撃の集大成!『M:i/ファイナル・レコニング』と『デッドレコニング』『M:I-1』『M:i:III』歴代作品との繋がりを徹底解説

『ミッション:インポッシブル/ファイナル レコニング』は、シリーズの集大成として『デッドレコニング PART ONE』、そして初期の名作『M:I-1』『M:i:III』との繋がりが非常に重要。

これ、実は予告編でも示唆されています。歴代作品のシーンの数々、あれ全部、意味があるんです。だからきちんと観ておいた方が良いです。

トムの特別映像で「シリーズの集大成、ストーリーがすべてつながっている」発言は伊達じゃありません。

おさえておくべきは、『M:i 8 デッドレコニング』、『M:i 3』、『M:i 1』の3本で良いかと。

 

『M:i/デッドレコニング PART ONE』のあらすじと重要ポイント

『M:i/ファイナル・レコニング』の直接の全編の『デッドレコニング』のあらすじをおさらい。

  1. ロシアの潜水艦セヴァストポリに搭載のAI『エンティティ』が自我を持ち、セヴァストポリを自爆に追い込む。潜水艦は北極海に沈没、位置も不明。
  2. ソースコードにいたる二つの鍵を巡って、ロシア、USA(IMF、CIA)、ガブリエル(エンティティの指示で行動)が攻防開始。各国は世界覇権が狙い。
  3. イーサンたちに鍵奪取のミッション発令
  4. 一番の障害は、ガブリエル。『エンティティ』の力を借りて未来予知の様な言動も。
  5. 歴代作品『フォールアウト』から登場するホワイト・ウィドウも参戦。鍵の攻防激化
  6. 鍵の正体がわかるにつれ、イーサンたちはUSAの利益よりも世界守護に回る。

大きな見どころは、

  • イーサンが走行する列車に、崖の上からバイクで飛び移るシーン:トムお得意のスタント炸裂。
  • 列車内でイーサンとグレイス、ガブリエルとパリス、CIA、ホワイトウィドウの4つ巴の戦い:だまし合い、銃撃戦、列車屋上での対決
  • 爆破された橋梁に落下していく列車からの脱出シーン:トムお得意の登攀力がいかんなく発揮。

そしてパリスはガブリエルに裏切られ重症。パリスがイーサンに見逃されたことを疑ったガブリエルの行動です。

パリスは重傷を負いながらも「鍵はセヴァストポリのAI(エンティティ)の核にアクセスするためのもの」という情報をイーサンに伝達。

イーサンはパラシュートで列車から脱出し、『エンティティ』の脅威が残る中、物語は『ファイナル・レコニング』に続く。

 

M:i 3 とファイナルレコニングのつながり

M:i 3のラストで、イーサンが妻のジュリアを助けるシーン。オーウェン・デイヴィアンと取引。取引材料は『ラビットフット』、これ、覚えていますか。

バイオハザードマークのついた赤い液体の入った容器です。その正体は、M:i 3では明かされませんでした。これの正体が明かされます。

 

M:i 1 とファイナルレコニングのつながり

『ファイナル・レコニング=最後の清算』というだけあって、はじまりの『M:i 1』につながる要素がたくさん出てきます。

  • 1996年5月22日①:イーサン・ハントのIMFチームがプラハで壊滅。イーサンが裏切り者として追われるきっかけとなった運命の日
  • 1996年5月22日②:映画第1作『ミッション:インポッシブル』の記念すべきアメリカ公開日
  • ユージーン・キトリッジ(ヘンリー・ツェーニー)の再登場:CIA長官として、イーサンたちと協力・敵対関係
  • 「2024年のフランスオリンピックで見せたトムのパフォーマンス」に由来する人物が再登場:これには本当に驚きました。M:i 1での汚名返上する活躍で見事に名誉回復。あっ、「例の物」も出てきます。ここは、ファンならにやっとするところ。
  • 『M:i 1』の最大の汚点、TVシリーズからのファンへの裏切り設定に、一応の終止符が:何かはここでは秘密にしますが、ずっと筆者の心にしこりとして残っていたことが融けました。おそらくトム・クルーズも映画化にあたって、一原作ファンとして、心に引っかかっていたのではないかと推察します。ラストでそれに終止符をうつ象徴的なシーンがあります。

ほんとうに、すべての物語がつながっています。よく練られた、いい脚本です。

『ファイナル・レコニング(清算)』を深く楽しむためにも、上記三作品の再鑑賞やWikiチェックがお薦め。

…さて、次はトム・クルーズの命知らずなスタントとリアルアクションの見どころについて迫ります!

 

トム・クルーズは死なない? CGなし限界突破の飛行機・水中スタントとリアルアクションの全貌

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』のあらすじ解説で取り上げた二つの見どころをもう少し解説【予告編でわかる範囲でネタバレなし】

北極海に沈む潜水艦セヴァストポリでのソースコードの奪取

  • とにかく冷たく、極寒そう。北極海で潜水なんて観ているこちらも凍えそう。
  • 過去の閉鎖空間での潜水アクションとは規模が違う。
  • 潜水艦に潜ってからも、ピンチの連続。

主人公補正がかかっていても、今度こそイーサン死ぬか、何らかの障害残るかとハラハラどきどき。

 

最終決戦での、ガブリエルとの空中戦

  • プロペラ機上での格闘。これ、CGではなく、高度2400mを飛行状態での演技。しかも時速約200㎞。もはや言葉になりません。トムのプロ意識は、神の領域。
  • この演技は、プロのウィングウォーカー(飛行機の屋根の上を歩くスタントマン)も不可能と言及。別のチームを見つけて撮影にこぎつけたそう。
  • トムって、M:i シリーズだと、ほんとなにかにつかまってる印象。しかも超不安定で危険なところに。今回もトムの登攀力がいかんなく発揮されて、複葉機上のアクション成立。ここは超見どころ。
  • 飛行機同士のバトル。まるで旧型機でのトップガンのようなドッグファイト。さすがパイロット免許を持つトムが演じると、飛行機での演技が様になります。

この二つのシーンは、緊張感と迫力が段違い。臨場感たっぷりのIMAX版で観たいシーンです。

次のセクションでは、鑑賞前に知っておきたい上映時間やIMAX体験、復習すべき歴代作品などの実用情報をまとめます。

 

『M:i/ファイナル・レコニング』鑑賞前に最終確認!上映時間・IMAX体験・復習すべき歴代作品・エンドロール後の特典、気まずいシーンの有無は?

『ミッション:インポッシブル/ファイナル レコニング』を鑑賞する前に押さえておきたいポイントをまとめました。これから映画館に足を運ぶ方にとって、役立つ情報が満載です。

  • 上映時間:本作の上映時間は約2時間49分(169分)で、シリーズ最長。長時間の鑑賞に備えてからシートにつくことをお薦めします。
  • IMAX®、Dolby Cinema®、SCREENX、4DXの四フォーマット:
    大迫力のアクションシーンを最大限に楽しむなら、IMAXやDolby Cinemaなどの特殊フォーマットでの鑑賞がよいかも。筆者は、通常版を先行上映の特別映像で選択。もしそれがなければ、IMAX観る予定でした。
  • 復習すべき歴代作品:物語の理解を深めるためには、前作『デッドレコニング PART ONE』の鑑賞は必須。また、シリーズ初期の『M:I-1』『M:i:III』も押さえておくと、物語の繋がりがより鮮明に。歴代作品を観れなかったら、過去作のWikiチェックも良いかも(特に英語版は詳しいのでお薦め)。
  • エンドロール後の特典映像:エンドロール後の映像はなし。
  • 気まずいシーンの有無ありません。子供連れや彼女と観ても大丈夫。
  • 観客構成:5月17日(土)のお昼の上映を鑑賞。観客は老若男女(20代-50代)いろいろ。席はほとんど埋まっていました。

これらの事前情報を押さえておくと、鑑賞体験がグッと深まるかも。さて、次は先行上映で感じた評価とシリーズ完結への期待についてです。

 

【ネタバレ最小限】先行上映で感じた『M:i/ファイナル・レコニング』の感想とシリーズへの期待

ここからは筆者の率直な感想。

  • トム・クルーズ、とにかくかっこいい!62歳とは思えない御姿。抜群の登攀力、走力、己を律してトップ俳優としてのプロ意識が演技に出ている。
  • M:i 8-デッドレコニングの後編にあたるファイナル・レコニング(最後の清算)のタイトル通りの内容。
  • 先行上映だけのトムの挨拶映像でも、これまでのシリーズの集大成と言うだけの内容。
  • 第1作の因縁(TVシリーズファンには裏切り)にもひとまず決着。印象に残っているシーンの彼も思わぬ再登場。3の謎も回収。
  • 展開の速さと、敵や悪条件の連続。特に潜水や空中戦のシーンがすごい。主人公補正あっても、今度こそ死ぬんじゃないかと思わせる緊迫感。映画館で観た方が良い作品。
  • 敵であった者が味方になり、世界の危機に立ち向かう、胸あつ展開。
  • 敵がスーパーAIなので、なれない人には分かりにくいところあり。作中でも端的丁寧に整理してくれているし、デッドレコニング復習しておけば問題なし。
  • M:i 3と1も観ておくと、清算の意味がよく分かる。
  • 本作でシリーズ完結との噂。でもラストシーンは、続編の余地ありというのが、筆者の率直な感想。
  • この作品は、劇場での鑑賞が超お薦め。

 

まとめ

ここまで『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』先行上映の内容をまとめると、

  • 先行上映だけのトム・クルーズ特別メッセージ:ファンへの感謝とシリーズ集大成とコメント
  • イーサン・ハント最後のミッション?AI「エンティティ」との最終決戦のあらすじ:スリルとアクション満載のストーリー
  • 『デッドレコニング』で「意味不明」と感じた部分もスッキリ!:『デッドレコニング PART ONE』やM:I-1、M:i:IIIとの驚くべき繋がりを解説
  • トム・クルーズのCGなし!限界突破の飛行機・水中スタントの裏側:スタントクルーにも不可能と拒否された、リアルアクションの凄さ
  • 鑑賞前に知りたい!上映時間、IMAX体験、復習すべき作品、エンドロール後、気まずいシーンの有無:お好きなフォーマット、誰とでも鑑賞可能な内容

となります。

本作は、スパイアクション映画ですが、ストーリーの練り具合、アクション・スタントのすごさ、歴代作品とのつながりなどなど、見ごたえがたっぷりです。

ぜひ劇場での鑑賞がおすすめです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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