実写版ライオンキングムファサのヴィラン キロスの息子サジュの名前の由来や死因、親子関係について考察

実写版ライオンキングムファサのヴィラン キロスの息子サジュ名前の由来や死因、キロスとの親子関係について考察

2025年の実写版「ライオンキング ムファサ」のヴィラン、キロス(CV. 渡辺謙)。「俺の息子を殺したのはどっちだ」とムファサ(CV. 尾上右近)とタカ(CV. 松田元太)を追い詰める。その息子は、サジュ。

あまりにあっけなく死んだため、そのシーンを覚えていない観客もいるほど。今回はそのサジュの秘密にせまっていきたいと思います。

ムファサたちが、はぐれものの王、キロスに執拗に追跡されるのは、その息子サジュ死なせてしまったからです。ムファサにすれば、単なる正当防衛ですが。

このように物語の転換点を作った、キロスの息子サジュ。かなりあっけなく死亡したので、記憶にない読者も多いと思います。そんなサジュついて情報を整理しました。

以下の疑問に答えます。

  • キロスの息子の名前は?:サジュ(Shaju)
  • 名前の由来は?:アフリカ語圏の意味で「戦士、高貴な人々の王」の意味を持つ
  • サジュの死因は?:ムファサの体当たりを受けて、倒木に心臓が刺さり死亡
  • キロスとの関係は?:名前から推察すると、はぐれ者一族の後継者のポジション
  • はぐれものグループでの役割は?:先遣隊のリーダー

だから、必要なまでに、キロスがムファサ一行を追いかけてきた。

そんなサジュについて考察していきたいと思います。

 

キロスの息子、サジュ(Shaju)の名前の由来について

ライオンキングムファサの物語の転換点をつくるキロスの息子サジュ。登場シーンはムファサとエシェを襲撃するシーンに登場します。

  • 名前を調べてみると、綴りは、サジュ(Shaju)
  • アフリカ語圏の名前では、「戦士、高貴な人々の王」という意味
  • 名前から推察すると、キロスはサジュを自分の後継者として期待していたと伺えます。

役割としてはオバシの王国に二頭で侵入して、先遣隊の役割を担っていたと考えられます。

 

サジュ(Shaju)の死因

登場したかと思ったら、かなりあっけなく死亡したサジュ。シーンも長くないので、死んだかどうか覚えていない観客の声もネット上にあるくらい。そのシーンを解説します。

  1. もう一頭のライオンと共にムファサとエシェを襲撃
  2. サジュはエシェと格闘中に、横からムファサの体当たりをもらい、倒木に叩きつけられた
  3. 叩き付けられた場所に枝が飛び出ており、サジュのちょうど左脇腹に突き刺さった
  4. 叩き付けられた時に刺さったような音が聞こえます
  5. この左脇腹にはライオンの心臓があり、恐らくこれが原因で絶命したと思われる

ムファサたちの返り討ちにあい、あっけなく退場したキロスの息子、サジュ。考えてみると、本来ライオンはメスが狩りを行います。これはメスの方がオスよりも30%速度が速いのが理由です。

通常のライオンの狩りは、経験豊富なメスリーダー、対象を囲い込む複数のライオン、そして実際に攻撃する役とおよそ3つの役割があります。でもサジュは、ライオン2頭に対して2頭で正面攻撃。あきらかな戦術ミスですね。

しかもムファサの場合は孤児として群れに入ったのでオスグループには入れてもらえず、メスと共に狩りを行っていました。その分戦いには慣れており、オスの体力も合わせて、サジュ達を撃退できたのだと思います。

逃げ帰ったサジュの仲間とキロスグループの会話によると、仲間のメスライオンが遠くからこの戦いを目撃していました。サジュもそのメスライオンと協力していれば、頭数でもムファサとエシェを圧倒できたでしょう。相手をよく観察して、作戦を考えていれば、命を落とす可能性も低くできたのだろうにと思います。

 

キロスと息子サジュの関係

キロスにとって、サジュは単なる親子関係とは思えません。その復讐のためにオバシとエシェのグループは、キロスたちに全滅させられました。それだけでは飽きたらず、ムファサとタカを執拗にキロスたち白ライオングループは追いかけます。

単に息子を殺された復讐だけではなく、自分の後継者として期待していたサジュを殺されたことがよほど腹に据えかねたのでしょう。元々、力で他者を屈服させることを信条とするキロスとしては、やられたままではすまなかったのだと思います。それにはぐれモノということで、自分たちの生い立ちからも他者への恨みなどもあると推察されます。

襲われたムファサたちからすれば、単なる正当防衛なのですが、弱肉強食の自然界、ましてキロスたちにはそんな理屈が通用するとは思えません、結果として物語の主軸となるべくキロスとムファサの追走劇が始まります。

 

まとめ

キロスとムファサたちが対立しあう原因となった、サジュについて考察しました。

まとめると、

  • キロスの息子の名前は、サジュ
  • 名前の由来は、アフリカ語圏の意味で「王」の意味を持つ
  • サジュの死因は、ムファサの体当たりを受けて、倒木に心臓が刺さり死亡
  • キロスとの関係は、名前から推察すると、はぐれ者一族の後継者のポジション
  • はぐれものグループでの役割は、先遣隊のリーダー

息子を殺されたキロスが執拗にムファサとタカ(スカー)に復讐のため追跡するのは、わからないでもありません。しかし襲撃されたムファサ達からすれば正当防衛。どちらの言い分もわからないでもありませんが、サジュが軽はずみに襲撃をせずに、はぐれものグループとしてオバシ達を襲撃していれば、元々の戦闘力と頭数で圧勝できたはずなのにと思います。

不幸はこんなかけ違いから始まりますね。

お読みいただきありがとうございました。

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